だいぶん前にStardustを歌う練習をしていた時のことです。
"The Nightingale tells his fairy tale of paradise, where roses grew"
という一節があります。

「ナイチンゲールって日本にいるのかな?どんなふうに泣くんだろう?」と疑問に思いました。
イメージがわかないのです😭。どんなふうに泣いているのか。
調べてみたら、日本には生息していない鳥だとわかりました(そりゃイメージわかないですよね😅)。
それなのに日本語では小夜鳴き鳥という名前があるんですね。
そして、現代の文明の利器は素晴らしい~!!Youtubeで鳴き声を検索してみました。
かなりたくさんの投稿がありました。
多くの鳥好きさん達が投稿しております😆
(まさかジャズスタンダードの歌詞を深く理解するために視聴されているなんて夢にも思っていないでしょうね)
聞いてみると、何ともかわいらしい声です。
そりゃ歌詞に出てくるように「おとぎ話を語っている」という表現になるよなと納得😉
👇その動画の一つです!!


さて、NightingaleやBlue Birdなどちょっと日本になじみのない動物がジャズスタンダードには登場することもあります。
これは、その地域にしか生息していなかったり、文化的に日本になじみのないものだったりします。
ですので「どんなものか」を知らないのは当然です(だって、日本人なんだもの・・・)。
そういったちょい役の登場人物(登場動物?)の存在をスルーせずに、調べてみるということはとってもオススメです。
どんな生き物か、何の象徴として扱われているのか調べてみましょう。
今はインターネットでYoutubeなどの検索は簡単にできる時代(うん、素晴らしい時代だ!)。
実際に鳴き声を聞きに行くのは難しいですからね。
どんどん便利なツールを利用しましょう。

そんなことをして何になるのかな?と思うかもしれませんが、知っていて歌うののそうでないのとでは、現時点で力量の都合で表現に反映されなくとも、最終的には説得力につながっていくと思います。
「ちょい役」にフォーカスすることも歌詞を表現する歌い手の大切な準備かと思います。

以下は、Nightingeleが登場するジャズスタンダードです。

Stardust ( Nat King Cole)

Stardustといったらこの方です。
沢山の方が歌っておりますが、この方のが一番好きなのです😍


A Nightingale Sang In Berklee Square

Nightingaleがちょい役ではない歌も・・・😘



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