こんばんは
今日は姿勢について書いてみたいと思います!!

発声していても歌っていても、ある高さに行くとどうしてもうまく声が安定的に出ないということはありませんか?
その時、腹筋の使い方がどうだとか、息の吐き方がどうだとか思い悩んで練習したりすると思います。

発声の問題の原因はいろいろ・・・姿勢を見直してみよう

発声するとき、いろいろな筋肉を使っています。
腹筋はもちろん、背筋、表情筋、インナーマッスルをつかうのです。
それらの筋肉をきちんと使えるようになるために、いろいろな筋トレとかトレーニング方法が
様々なボイトレ本で紹介されています。
そういったものを利用するのは良いと思います。
ただ、まず見直してほしいのは、姿勢です。

姿勢を直しただけで、高くて歌えないサビを一発で歌えるようになった話

だいぶん前に、ある単発レッスンの依頼をお受けしたときのお話です。
その方は、あるオーディションを受けるため、それまでに少しでも良い準備をしたいと
レッスンに来られました。

歌は、学生時代の音楽の授業以来、カラオケでちょっと歌う程度
受ける予定のオーディションは、歌重視ではないものの、演技などの経験がないので、
せめて歌でアピールしたいというお考えでした。
だけど、歌ってみるとサビのところで高い声が出せず音程も不安定になり、
オーディション直前に自信がなくなってしまったそうです。

まずやったことは、「姿勢よくたってみてください」とお願いして、
ご自身の思う良い姿勢を作っていただきました。
すると、横から見るとですね、前に倒れているんですよね。
この姿勢が、その方の思う良い姿勢としてインプットされてるわけです。

可能ならば、誰かに横から全身の姿勢を撮影してもらいましょう!

まず、自分がよい姿勢だと思う形で写真を撮ってもらいましょう。
それができない場合は、全身がうつる鏡で確認してみましょう。
自分が思っている姿勢になっていますか?
無理に腰が沿っていたり、ひざがぴんぴん張りすぎていたり、くっびやあごの位置は前に出すぎていないでしょうか?

次は、壁にくっついて立ってみよう!

壁にくっついて立つ
これは、いろんなボイトレスクールや、テキストなどに載っているので知ってる方もいるかもしれませんね。

壁にくっつくとき、後頭部、両肩、お尻、かかとを壁にくっつけてください。
頭や肩が壁から離れていませんか?
くっつけた状態を作ったら、そのままの姿勢で1歩前に出てください。
壁にくっついた時の姿勢を維持してくださいね。
このとき、
足の裏にかかる重心は、足裏のどのあたりにありますか?
その姿勢を維持するとき、どこの筋肉に力が入っていますか?
よく自分の身体の感覚(重心の場所や腰、背中、腹筋の感覚)を研ぎ澄まして感じてみてくださいね。
その姿勢をキープしたまま、高くて歌えないところを歌ってみると、
こんなに声が出るの?!という変化があれば成功
自分がよいと思っていた姿勢が間違っていたということ。
特に、壁から離れて1歩前に出たとき、重心はいつもの立ち方より前でしょうか、後ろでしょうか?
これで重心の癖もわかります。

ただ、壁を背中に背負って生活するわけにもいきませんよねぇ~
そんな時は下記の本もおすすめです。


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「もっと前向きに生きたい」

そんなあなたのための本です。

上記の魔法のイラスト、夏まで開講していたグループレッスンの生徒さんたちから大好評でした。
人間の身体・骨格・筋肉を意識する場所を広げると動きが大きく変わります。
この本の中に、正しい立ち方が載っています。
もちろん、ほかの体の部分の動かし方についてもとても分かりやすいイラストで、
身体の使い方に迷ったときには参考になるかと思います。


・・・・・

かんたんに実践できる姿勢リセットの3つの方法

本まで買うほどじゃないけど簡単に姿勢をリセットしたい

そういう方には、簡単に説明だけしますと・・・

1)つま先立ちをして力を抜いてかかとを落とす(5回ほど)
重心が正しい位置におさまります。この動きの後に重い荷物を持つこともできます。

2)  肩を後ろに回し一番後ろに肩が回ったらその位置でまっすぐ肩を下す
胸を張ると腰が沿ってしまいますが、肩を後ろに回して下すと自然と胸が広がります。
スマホやパソコンを使う時代、欠かせないリセット方法ですね(笑)。

3)真上を向いて首を立てたら、その首を立てた状態で顔を前に戻す
首も前かがみに出ていることも多々あります。
意識して首の位置を戻しましょう。

上記をこまめにやることがポイントで~す!!
やってみてね。

それでも、やっぱり、感覚がわからない・・という方はどうぞ以下まで~


レッスンのご案内はこちらまで

ちょっと見直してみて【女性限定】

女性限定としましたのはどうしてかというと、見直していただきたいのが下着(ブラ)の付け方だから。
下着の補正効果によって姿勢をキープせよと言っているのではなくて、正しい付け方をしていないと姿勢が崩れる(特に猫背)そうです。

新しいものは買う必要はないかもしれませんが、一度きちんとした付け方が出来ているか見直してみてくださいね。


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