Mini Album “Come Rain or Come Shine”
雨の曲と雨の間に訪れる晴れ間のようなナンバーを織り交ぜたheart warmingなミニアルバム
収録楽曲
- The Constant Rain
- Waltz For Debby
- One Note Samba
- Over The Rainbow
- Lullaby of Birdland
- 雨の街を
- Come Rain Or Come Shine
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Personel
Vocal:松田あやこ
Piano & Arrangement:遠藤征志
Bass:長谷川泰弘
Drums:中屋啓之
Recorded at Studio FACULA
Recording & Mixed
& Mastering Engineer:田代伸介
Piano tuning:柿木豊司
Art of Backintray:北澤晃
Photographer:館健志
Artwork Designer:川邉マナブ
価格 1,851円 (税込2,036円)
ジャズ批評2019年9月号の新譜情報に掲載されました!
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収録曲ライナーノーツ
ミニアルバム “Come Rain Or Come Shine” のCD収録曲について、同梱のブックレットに載せきれなかった各楽曲についての思いなど綴らせていただきます。
1. The Constant Rain
雨をテーマにしたアルバムを作りたいと思ったきっかけとなった曲です。
高い空から雨粒が舞い降りてくるようなイントロに思わずワクワクしてしまいます。
そしてそのワクワクを後押しするように長谷川泰弘さんのベースが重なってくるドキドキ感。
絶対に1曲目に入れようと思った曲です。
「あなたが私から去ってしまって、毎日降りやまない雨のように泣き続けているの」という様子を歌っているものですが、ENDO MAGICにかかったアレンジで聴くと、「雨よ降りやまないで」という気持ちにさせられるのです。
実は2015年夏にデモ録音(非買音源)をさせていただいてますが、その時のアレンジをもとに2015年バージョンとは少し違った形になってます。
そのデモレコーディングがなければこのミニアルバムは誕生していないのです。
2. Waltz For Debby
ビル・エヴァンスの姪デビーちゃんのために書かれたた言わずと知れた名曲。
初めてこの曲を聴いてすぐ気に入り、歌詞もあるということが分かった時点で「絶対歌いたい」と思った曲です。
私の姪っ子が生まれるずっと前から「いつか私には姪っ子ができるんだ!!」と確信して歌い続けていました(笑)。
そしてその無邪気な姪っ子の写真を半ば強引に遠藤さんにお見せし、姪と変顔選手権やら柔軟体操ごっこをするんだという余計な話を聞かせ(笑)、アレンジしていただきました。
レコーディング前日までメンバーの皆さんがアレンジについて詰めの話し合いのうえ、ほのぼのかつちょっとドキドキするWaltz For Debbyになりましたとさ。
3. One Note Samba
夏の朝、毎日同じCDを延々とかけ続ける癖があった父が好きだったセルジオ・メンデス’66のアルバム。
その中に入っていて私も大好きになった曲です。
ライブでも特に頻繁に歌わせていただいていますので、私のライブでは「おなじみ」の曲でもあります。
雨が上がって太陽の光がまぶしく、カラッとした空気のイメージ。大好きなアロマで表現したら、オレンジのさわやかで甘く、気持ちを明るくさせてくれる香り。
そんな雰囲気を中屋啓之さんの小気味よいドラミングが、さらにウキウキ陽気な気分にさせてくれます!
その陽気さ故、歌わずにいられない曲なのです。
4. Over The Rainbow
雨が降らないと虹は出ませんよね?
雨上がりに太陽の光が差さないと虹は出ませんよね?
Rainとshineをあわせもった曲を真ん中に入れました。
このミニアルバムの制作に入ることを報告するタイミングがないまま他界してしまった父へレクイエムとして歌いました。
虹の彼方で聴いてくれているとうれしい。
5. Lullaby Of Birdland
ジャズボーカルを初めて聞いたときに知った曲です。
そして私が初めて覚えたジャズスタンダードでもあります。
ピアニストのジョージ・シアリングがバードランドという店のために書いた曲であること、曲から作られ歌詞が後についたことなど知ったのは歌おうと思ってからのこと。
中学生のころ『かっこいい曲だなぁ』と歌詞の意味もジャズというものもよくわかっていなかった、その時の「なんとなく」のあこがれと記憶。
歌い始めて何年もたってから歌ってみようとなったわけですから不思議です。
出逢いは不思議です。
曲との出逢いも人との出逢いも。
6. 雨の街を
ジャズスタンダードではありませんが、どうしてもアルバムに入れたかった曲。
雨をテーマにしたアルバムを作る2つ目の理由になった曲です。
荒井由実さんの名曲の中でも幅広い世代に知られている曲かわかりませんが、この曲がリリースされた頃に青春時代を過ごしている方から大変な支持をいただいております。
歌詞に様々な色が登場する実はカラフルな曲。元のユーミンさんのオリジナルのイントロが印象的ですが、このアルバムの『雨の街を』は、ENDO MAGICに染まり何とも言えない神秘的な世界が広がった作品になりました。正直、レコーディングを終わらせたくなくなりました(笑)。
また、ジャケットにある絵画は北澤晃さんがこの曲の音源を聴いて描いてくださっています。
7. Come Rain Or Come Shine
「人生の中でつらい時も幸せで楽しい時もずっと一緒にいるよ」と誓いのプロポーズをしている曲ですね。
この曲、これまでの私のイメージからすると渋めな仕上がりになっています(笑)。
そんなイメージで作り上げたいという私の意図をいとも簡単に(?)汲み取ってくださって、トリオの皆さんとのアンサンブルで一番好きな仕上がりになりました。
人としてもボーカリストとしてもまだまだ若輩者なのですが、それでも今まで歌い生きてきた中で、本当に辛かったり、幸せな時もありました。
それでも人生は愛おしいと思って生きていきたいです。
雨が降っても晴れても歌っていきたいと思います。
皆さんの毎日にこのアルバムがそっと寄り添えますように・・・という気持ちでこの楽曲をアルバムのタイトルとさせていただきました。
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CDの感想
購入していただいた皆さまからの声
CDをご購入いただいた皆さまからの感想を頂戴しました。
皆さま、ありがとうございます!
Yさま
早速CDを聴きました。
レコ発に参加出来なかった友人にもプレゼントしました。
私の好みですが、ユーミンの曲がとても心に染み込んでくるようで大好きです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、長年頑張ってこられた成果が、この歌に結実しているように思っています。
実は先日、ある習い事の発表会でしたが、四年前初めて大役をやったことをCDを聴きながら思い出していました。特別大きな目標を持って続けてきた訳ではありませんが、腐らず諦めず稽古を重ねてきた事への、神さまからの褒美だったと感じています。
Fさま
CD聴かせていただきました!
雨にも様々な表情があるなぁと聴きながらあらためて感じています。
暑い日が続いていましたが、今日はしっとりと雨。その時々に気持ちよく沁みてきます。
Mさま
ゆっくりCDを聴かせて頂きました。
ウッドベースとドラムが刻む心地よい響きとピアノの旋律が雨音のようでした。
そして清涼感のあるヴォーカルの松田さんの声が心の深いところに響きました。
中でも、1973年にリリースされた荒井由実さんの「雨の街を」のカバーは、静かに降る雨の中で涙が溢れそうになる寂しさと愛に包まれた切なさを感じる一曲でした。
アルバムのジャケット写真と北澤先生の抽象画が優しく微笑んでいてくれるような気がしました。
何度も聴きたくなる一枚です。素敵な出会いに感謝致します。
Dさま
CD、聴きました。
どれも情景が浮かぶようでステキです。
2曲目(Waltz for Debby) 4曲目(Over The Rainbow)は特に好きです。
また第2弾を楽しみにしています。
引網さま
CDありがとうございました~♫
どの曲も大好きな曲でとても嬉しい
特に荒井由美の「雨の街を」は特に思い出のある曲です~♫ 実は高校の時、ギターをしていて学校祭でこの歌を歌いました♫
Sさま
CD届きました。
まず最初に録音がいいなと感じました。
すごく雰囲気を出すピアノトリオですね!
さすがです!
前半のホッとしる感じから後半のLullaby Of BirdlandとCome Rain Or Come Shineがとくに“まつあや”らしくて良かったです。
ブックレットのまつあや自身のコメントもすばらしいし、ジャケットのポストカードも良かったです。ありがとう。
Lさま
あやこさん
今日はありがとうございました!
CD帰り道に車で聴いて帰りました。
本当に素晴らしいCDでした!
お世辞ではなく本当に長い間、応援してきて
良かったと思いました。
車でずっと聴いていたいです。
Gさま
CDを聴きました!
パッケージはあやこさんが傘をさした写真、中には素敵な紫陽花画、北澤晃先生のポストカードも付いていて聴く前からワクワクしました。
あやこさんの歌声は深く包み込んでくれる優しさに溢れていました。
ずっと車の中で聞いています。
Vさま
松田あやこさんのCDを聞きました。
パッケージの傘をさしたあやこさんの写真と和紙の紫陽花画が、素敵です。
特に曲名の入ったカードの紫陽花画、色の重なりが、とても綺麗です。
雨が、テーマの7曲で、音楽の事は、あまりわからないのですが、憂いある優しさが感じられ、ゆったりした気分になれました。
「Over the Rainbow」は、雨上がりの虹が目に浮かびます。
荒井由実の「雨の街を」は、懐かしい!(高校生の頃に、よく聞いたような、いや大学の頃か?)
「夜明けの雨は、ミルク色…」の歌詞で始まる。それって、どんな色?と当時、思っていました。
タイトルになっている「Come Rain Or Come Since 」のフレーズ「I'm with you rain or shine 」が、流れると、どんな時も側にいてくれるような安心感が、伝わります。
最後のこの曲は、力強さも感じました
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